葬儀と火葬についての情報

葬儀で印象深い箸渡し

葬儀において印象に残る行程のひとつとして、私は箸渡しを挙げる。それは、火葬後の遺骨を二人で一組となって箸を使い、骨壷に納めることを指す。これを行う理由は三つあるとのことで、ひとつは死が一人に取りつくのを避けるため、ひとつはともに死を悼むため、ひとつは故人が三途の川を渡るための橋渡しとするのだとか。最後の理由は洒落ていていいのだが、わざわざ遺族にこれをやらせなくてもいいのではないかと思ってしまう。葬儀の進行において遺体を触る機会はないが、ここに至ってその骨を掴むのである。異様な雰囲気が漂ってくるのだ。

骨もまた生き様を映す

私は葬儀で、火葬後の遺骨を納める箸渡しをした経験がある。顔や体格もその人の人生を反映するのだろうが、骨も如実に故人の人となりを映し出すようである。高齢になるほど骨が残りにくく、若いとたくさん残る。骨盤のあたりは大きく残ってしまうため、職員が砕いていたような記憶がある。生前に運動をよくしていたならば、骨が太くなって残りやすい。人の骨など日常みる機会などないし、ましてや焼け焦げた残骸である。それを自分の操作する箸で掴み、運ぶというのだから、葬儀において強烈な印象を残すのは仕方ないことであろうと自分で思う。

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